護持会からのごあいさつ

  昭和四十四年に成寿山善光寺が開創されまして、三十六年の月日が経ちました。
  「仏道を通して、人々の心を救いへと導くお役に立ちたい」という誓願を持って、この地に釈迦殿を建立し、長い年月をかけて釈迦牟尼仏・文殊・普賢菩薩の脇仏、大日如来をはじめとして七つのお仏像が完成、大般若経六百巻も納まり、皆様の魂の安らぐ場として喜んでいただけるようになりました。
  このような善光寺に成長致しましたのも、ひとえに慈悲深い御心で力強くご支援下さった、正に仏そのものといえる檀信徒の皆様のお蔭と心より厚く感謝申し上げます。

  開創十五年目から報恩行としてはじめた善光寺留学僧育英会の事業によって、平成十年スリランカの政府公認慈善事業団体「サラナンダ財団」から、「国際栄誉賞」を、又、平成十三年駒澤大学より「曹洞宗特別奨励賞」を授与致しました。
  平成十四年は「道元禅師七百五十回大御遠忌」の法要が大本山永平寺で催され、善光寺堂頭老師も焼香師を拝命。また「道元禅師七五〇回大遠忌記念」としてドイツ・アイゼルブッフ禅センター(普門寺)より招待を受け、普門寺、ミュンヘンの直心庵、ニーダーアルタイヒ修道院、デュッセルドルフの恵光寺等で「道元思想から見た現代社会へのアプローチ」と題し講演を行い、パネルディスカッションを致しました。
  またタイ仏教青年会よりの招聘を受け、ブッダモントンにて曹洞禅について講演を致しました。
  昨年三月、スリランカのバンダラナイケ国際会議場大ホールにおいて、日本スリランカ国交樹立五〇周年記念 世界平和祈願コロンボ大会に臨み、「ダルマパーラの贈り物」と題して記念講演を。そして五月十日には善光寺開創三十五周年並横浜善光寺留学僧育英会設立二〇周年記念式典を大本山總持寺にて開催致しました。
  私たちの道元禅師さまの教えは、海外にまで広がり、宗派や国籍を越え、厚く信奉されています。坐禅は人生問題・ありとあらゆる苦しみの根本を解決します。民族・人権・平和・環境など深刻な問題も、行き着くところ自己と仏道を一つとすることで救われのです。この教えを今世紀もしっかり護り伝えていかねばなりません。私たちは今後とも真実の正伝仏法教化のお役に立ちたいと考えております。

  皆様からご喜捨頂いた尊い浄財は、真の仏道による人々の救済と、留学僧という平和に寄与できる人材の育成等に使用させて頂き、使命達成のために善光寺を護持して参りたいと存じます。
  なにとぞ護持会の真意をおくみとり頂き、ご支援ご協力を仰ぎたくお願い申し上げます。

   平成十六年五月 吉日

横浜善光寺護持会 会長 越 石 周 平
役 員 一 同
横浜成寿山善光寺 住職 黒 田 武 志

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