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坐禅会

※現在休止中です

◆一緒に修行しませんか!
「一緒に修行しませんか!」
そう言われて、「はい」と頷く人はどれ程いるでしょうか。おそらく「何で」とか「なにそれ」と思われるだけですよね。そもそも修行とはなんでしょうか。人それぞれに修行に対するイメージがあると思います。自己の鍛錬や、我慢をして何か解らないけど厳しい事を行うなど・・・。
『修行』という漢字を見て下さい。この字の他にも『修業』という書き方もあります。『修業』とは学業や技芸などの業を習い納める場合に用います。一つ一つ段階をクリアするようにステップアップをして技能を身につけていくことです。最期のゴールは免許皆伝でしょうか。
それに対し『修行』とは行いを修めていくこと。お寺でいう行いとは、仏としての行い。仏に成るための行いではないのです。ここがポイントです。仏に成ることがゴールで、それで終わりなのではなく、仏としての行いをしていくことが仏道修行です。
では仏としての行いとはなんでしょう。いつも穏やかな人を「あの人は仏さまのような人だ。」と表現をすることがあります。優しく他人に手を差し伸べることが出来る人。出来ればそんな人になりたい。そうは思っても、現実にはストレス社会ともいわれる世の中で、思い通りにならない人生の中でイライラしたり感情に流され腹を立てたりする自分がいます。『仏さまのような人格者』なんてとても無理だと思ってしまいますよね。でも反面、悩みから解放され仏さまのようにやすらかな心境で生きられるのならそうしたいと憧れることもあります。ではどうしたらいいのか。
その答えは坐禅です。
坐禅の入口は広く開かれています。何をきっかけにはじめても良いのです。最近はマインドフルネス瞑想法がアップルやグーグルなどのIT企業で研修として取り入れられ話題にもなりました。競争の激しい業界で社員のストレス軽減の為に効果的だと取り上げられました。厳しい仕事を頑張り、そして、呼吸法を学びストレス軽減も頑張る。そこにあるのは頑張る自分です。私たちは目標に向かって頑張ることを良かれとしますが、その頑張りがストレスをもたらすことも考えなければいけません。
道元禅師は、「坐禅は習禅にはあらず、大安楽の法門なり」と示されています。瞑想法や呼吸法などを学び意識的に頑張って自己を調えていく坐禅の仕方ではなく、坐禅をすると自然に調えられていく。誰と比較する事もない。無理に背筋を伸ばすこともない。自ずから身体も呼吸もそして心も調っていく坐禅の世界が道元禅師の示された坐禅です。静寂の時が流れる坐禅。そこに身心を任せきることで、自らの心臓の鼓動を感じ、生きている事実、命を感じとることもできます。大安楽の坐禅。どうぞ一緒に修行しましょう!

坐01

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原則として毎月第1日曜日6時より開催しております。

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坐02

原則として毎月第4日曜日14時より開催しております。

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坐03

原則として毎月月?金曜日6時半より開催しております。

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